建築生物学「私たちの生活空間は、自然な秩序のうちにありますか？調和がとれていますか？」743

広島県福山市・尾道市　小さなリフォーム工事~大改修、新築工事まで
「　聴くｘ気づくｘアイデア設計　」髙橋みえこ一級建築士事務所です。

当事務所では、「私たちの生活空間において、自然な秩序のうちにあり調和がとれている時」、心と体の健康を保たれるのでは？と、考えています。

BAUBIOLOGIEバウビオロギーという言葉を聞いた事はありますか？日本語では日本語では建築生物学・生態学と訳されています。私どもの事務所では、バウビオロギー建築生物学に近しい「人間、気候風土」「健康、環境」建築デザイン、美的視点だけではなく「生物学的」な視点をも重視しています。

では、バウビオロギーとは何なのか？についてご説明させて下さい。
バウビオロギードイツ語でバウ（Bau）：建築、建設、構成、機構ふるさとを意味します。ビオ（Bio）：人間、植物、動物など、地球上のすべての生命体を意味します。ロゴス（Logos）：ラテン語で言葉、精神、世界理性ということを意味しています。これらを組み合わせた造語になります。

ドイツのパイオニア的存在アントン・シュナイダー氏は、バウビオロギーを「住環境と人間との全体的諸関係についての学」と定義しています。

バウビオロギーは肉体と魂と精神をもった人間という生物が、いかに元気に暮らせるか、住環境や地域環境（コミュニティー）といった外界が、どれほど人間の健康に重要な役割を演じているかということに関して、目指すべき指針を表しているそうです。

一緒にお考えいただきたい事があります。終戦後、多くの規格住宅が建築され、違った環境下においても、同じ家が販売され建築されるようになりました。そのころから、体調不良、アトピーアレルギー、花粉症が急増したように思われます。皆様いかがお考えでしょうか？

我が事務所にて取り組める事

１．建設敷地を吟味する
２．限りある資源、貴重な資源の乱開発に歯止めを
３．緩やかに分散した建築の風景、緑あふれるジードルンク
４．自然とむきあう、個性的で人間的な住環境とは
５．自然建材を適材適所に
６．環境問題と製造エネルギー
７．室内の湿気を吸放湿性のある建材によって調整する
８．空気中の汚染物質を、建材の吸着性によって無害化する
９．断熱、蓄熱のバランスを
１０．室内空気温度と周壁面温度のバランスを
１１．太陽エネルギーを有効利用しつつ、放射熱による暖房を
１２．社会に負荷を与えない
１３．心地よい室内の匂い、有毒ガスを放出しないこと
１４．色彩、照明、、自然採光のバランスを
１５．遮音、振動の検討
１６．高い放射能を示さない建材を用いる

等です。また、その他、設計留意事項を図式化も行っております。