【シックハウス克服体験記3】発症きっかけの出来事vol.668

重度のシックハウスで不治の病と診断をされたが、建築士として探求した結果、元気に回復した奇跡をblogに綴っております。今、シックハウスや、化学物質過敏症、原因不明の体調不良にてお悩みの方の希望と力になれますように。

【シックハウス克服体験記3】発症きっかけの出来事vol.668

子供が1歳半の夏でした、当時大阪のマンションに住んでおり、大変良い風が吹く気持ちの良い。子供と早めの晩ごはんを食べようとしていた、その時です。

窓から入って来る風が、激臭に！一機にのどはチカチカ、目はチカチカ慌てふためきながら外に飛び出しました。

斜め前にあったガソリンスタンドが爆発したのか？と、思いきや、大きな異変は見当たりません。しかし、一つだけ何時もと違った状況が、、、目の前に広がっていました。。。お隣の方が窓や玄関を全開にされていました。

そして、その家から激臭が、、、

何かの爆発でも起きたのか？と、お隣を訪ねた所、なんと、激臭の正体は、「鳩撃退スプレー」でした。

要するに、強い激臭で鳩を撃退する！というスプレーをまいた。常に風下にあたる我が部屋に流れ込んで来た。という出来事でした。

夜、子供と二人、逃げ場も無く、夫に連絡するも、全く連絡がつきません。ふらふらする足取りでスーパー公園で時間をつぶしました。3時間程外を歩いて居てもこれ以上、夜道を歩く事にも限界になり、マンションの部屋に帰りました。しかし、激臭は一緒の状態。その日から、あらゆる化学物質に反応が出るようになったのです。

私達親子は、大阪で急きょ行く先も無く夜道をさまよい、部屋に帰っても激臭。化学物質を大量に一度に吸い込む事になったのです。行き場の無い私達親子は、このまま暮らして行きます。鳩撃退スプレーを使用されたお隣さんは、ご実家が近くで避難されてました。

スプレーの怖さを体感、化学的な香料の怖さも体験、その後「香害」という言葉がある事も、後々、知るのでした。

シックハウス。化学物質過敏症の症状に悩まされておられる多くの方に、引っ越し等、何かしら、新しいアクションの後に、症状が発症されておられるようです。

一度に、大量の暴露を受けた事が、トリガーの方は多いようです。

この出来事から、一時的に肝機能の数値も悪化、化学物質に対する恐怖を感じました。かつ、市販に販売されているから「安全」な訳では無い事も痛感。

市販の物でも恐ろしいと、解ったものの、ここから、1年半に渡り、なぜ？自分が調子を崩してしまうのか？何が原因なのか？解らないまま苦しむ日々を過ごすのでした。

次回、「症状」について、blogに書かせて頂きます。

こちらのblogを通じて、「私も元気になれる！大丈夫」と、思って貰える方が一人でも多く居て下さる事を祈っております。

●今すぐ、とても困っている。

●具体的に聞いてみたい。

●辛い症状を解ってくれる人すら居ない事が悲しみを増大させている等。

ご相談を、お求めの方もおられる事を常々、耳にしておりましたので、相談も受付けもさせて頂きます。